Postfix の FreeBSD へのインストール
Last modified: Tue Oct 28 17:59:44 JST 2003
Postfix について
FreeBSD には依らない一般的なことを、
こちらに書いた。
Postfix のインストールと sendmail の置き換え
ここでは、Ports (mail/postfix)を利用することにする。
(ports に不満があるなら、ports に適宜手を加える。)
利用できるテーブルの形式は regexp, einviron, btree, unix, hash である。
以下、インストールの手順。
- /usr/ports/mail/postfix にて、 make install。
- 設定をする。 (/usr/local/etc/postfix/main.cf, master.cf 等を編集.)
たとえば、ダイアルアップ環境用の設定
- 以下、 sendmail を置き換える場合。
既に sendmail をデーモンとして動かしているならば、それを止める。
(/etc/rc.conf の sendmail_enable="NO" && kill `cat /var/run/sendmail.pid | head -1`)
- sendmail を置き換える
/usr/ports/mail/postfix にて、 make replace
- /usr/local/sbin/postfix start
SPAM 対策
postfix-19991227 以降のバージョンを使っている場合は、デフォルトの
設定の状態で SPAM 対策がなされている。
敢えてそれ以前のバージョンを使いたい場合は、
postfix-199906-pl05 の場合(旧 NEXTSTEP3.3J 編のため、SPAM 対策の
部分だけ読むこと。)を参照のこと。
注意
ports で make replace して sendmail を置き換えた場合、
make installworld の際に sendmail が上書き再インストール
されてしまうので、その都度、port 上で make replace すること。
(FreeBSD 4.x では /etc/mail/mailer.conf によって MTA の
スイッチができるようになった。
make world 時に書き換えられることはないので、 make world の度に
make replace する必要はない。)
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